アレルギー性紫斑病の治療方法

アレルギー性紫斑病の治療方法

アレルギー性紫斑病の治療方法について

アレルギー性紫斑病は微生物の感染に続いて発症します。

 

まず、病原体に対して抗生物質や抗ウイルス薬などの適切な薬剤による治療が必要です。また、食物や薬剤などの原因が明らかな場合は、その原因物質を避けます。

 

発症後の症状は、触れることのできる紫斑と腹痛や下痢、血尿や蛋白尿をはじめとする腎症です。加えて関節痛を伴う場合があります。

治療方法

治療の基本は経過観察と対処療法です。皮膚にできた紫斑は激しく動くと増えるので安静にすることが治療となります。激しい関節痛や腹痛、腎症に対してはステロイドを使用します。

 

副腎皮質ステロイドによる治療

ステロイドとは左右両方の腎臓の上にある副腎という臓器から作られるホルモンの1つです。ステロイドは体の中の炎症を抑えるなどの作用があり、様々な疾患の治療に使われています。ステロイドは優れた効果がある反面、副作用もあるため注意が必要です。

 

副作用には体の免疫力の低下があり、微生物に対する感染症を引き起こしやすくなります。手洗いやうがい、マスクの着用、人混みを避けるといった衛生対策が必要になります。

 

また、脂肪の代謝障害によってムーンフェイスといわれる顔のむくみが見られることがあるため、ステロイド服用の用法や用量には注意が必要です。さらに、骨がもろくなるので骨折が起こりやすくなるので、骨を守る薬を予防として服用します。

 

予後

治療の経過は良好で、通常は数週間以内に回復していきます。死亡率は1%未満とまれで、死因は消化管の出血や腎臓の障害です。腎臓の障害に対する治療が長期になって、特定の薬による治療が必要な場合には、小児慢性特定疾患として医療費の補助を受けることができますので主治医か保健所に相談してください。

スポンサーリンク