単純性紫斑病は繰り返す傾向にあるのか

単純性紫斑病は繰り返す傾向にあるのか

単純性紫斑病は繰り返す傾向にあるのか

単純性紫斑病の繰り返しについて

「ぶつけた覚えがないのに気が付いたら足に痣が良くできている」という方がいます。ほとんどの多くは20歳〜40歳代の女性で、“あざ”が出来ている部位は膝下がほとんどになります。まれに膝上にも見られます。

 

出血性や凝固系の検査を行っても全く異常は出てきません。“あざ”が良くできるという症状以外に異常所見は見つからないので特別な治療はせずに経過観察をするのですが、単純性紫斑病を繰り返すという場合には、原因が別にあるかもしれないので注意が必要です。基本的に、単純性紫斑病は繰り返すという傾向はありません。

 

単純性紫斑病の誤診について

単純性紫斑として経過観察をしていた方の中には、いったん“あざ”が消えたものの、数カ月以内に何度も再発し“あざ”は下肢から腰のあたりまで広範囲の分布を示すようになる方もいます。このようなケースの場合は、別の疾患である場合も考えられます。特に痒みを伴ったりする場合は別の疾患が疑われるため、皮膚科などの専門医に診てもらう必要があります。

 

可能性がある疾患としては「慢性色素性紫斑」という疾患で、下肢に痣が多発することは単純性紫斑と同様ですが、慢性的に繰り返すことが多いという事が特徴になります。また、痒みを伴う事がある等単純性紫斑とは特徴が異なっています。

 

また、単純性紫斑病だと診断されたのに、繰り返し症状が起こる場合には“突発性血小板減少性紫斑病”の可能性もあります。こういったケースでは、鼻血等の粘膜出血が30〜40%みられるとされています。血尿、消化管出血、網膜出血、歯磨き時の出血などの症状も現れます。

 

万が一、繰り返し症状が起こるという事であれば、一度“単純性紫斑病”と診断されえていても、セカンドオピニオンとして別の病院を受診するなど再度検査を行ってみるのが良いでしょう。

スポンサーリンク