アレルギー性紫斑病の症状

アレルギー性紫斑病の症状

アレルギー性紫斑病の症状について

四肢末梢に生じる紫斑に加えて、発疹やむくみ(浮腫)などの症状が現れます。
ここでは付随症状についても紹介したいと思います。

  • 血小板減少性紫斑病とは異なり、触れてみると盛り上がっていることがわかる紫斑が出来ます。体や顔ではなく四肢末梢や関節付近の皮膚に多く紫斑が出来ます。
  • 局所的にむくみができます、専門的にはこれをクインケの浮腫といいます。むくみは腸管壁にもできることが原因となり、紫斑が皮膚に出現する前にお腹が痛くなることがあります。
  • 関節が痛くなります。これは小児によく見られる傾向で、男の子にやや多い傾向があります。また、発症する確率は1年間で10万人あたり10〜20人です。腎臓病を併発することがあり、これを紫斑病性腎炎といいます。

 

原因について

主な原因はわかっていませんが、現在のところ微生物の感染症に続いて続発することが多いので、その影響が強いのではないかと考えられています。

 

微生物とは細菌やウイルスなど目に見えることのできない小さな生き物です。紫斑病の発症よりも先に感染して、紫斑病の原因となる微生物には、A群β溶血性連鎖球菌(略してGASといいます)、ブドウ球菌、ウイルス(水ぼうそう、はしか、ふうしんの原因となる微生物です)があります。

 

その中でも、GASの感染に続いて紫斑病を発症するケースが有名です。微生物だけでなくて、おくすりや食べものが原因となる場合もあります。

 

アレルギー性紫斑病の種類

腹痛血管性紫斑病

アレルギー性紫斑病の6割で腹痛が見られます。お腹の痛みが激しく、血の混じったうんちが出ることもあります。ひどい時は食事を制限する必要がありますが、数週間で治ります。

 

シェーンライン・ヘノッホ紫斑病(Henoch-Schoenlein Purpura; HSP)

小さな子どもさんに見られる紫斑病です。別名アナフィラクトイド紫斑病とも言われることもあります。紫斑に加えて関節炎や糸球体腎炎がみられます。腸や腎臓の血管で出血すると血便や血尿が見られます。

 

原因は小動脈へのIgAという抗体を含んだ免疫複合体の沈着などです。そのため、免疫系の異常をきたし、皮膚、関節、腸、腎臓、精巣、中枢神経系の小血管を傷害します。ウイルスの感染や虫刺され、お薬が原因にもなります。大多数の症例で完治しているので長期にわたって問題となることはありません。

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