電撃性紫斑病の症状

電撃性紫斑病の症状

電撃性紫斑病の症状について

電撃性紫斑病は小児がかかりやすく、また新生児でもかかる疾患です。新生児の場合は、先天性プロテインC欠損症による場合に起こります。先天性プロテイン欠損症の新生児の場合は生後1〜2時間から5日までに電撃性紫斑病を発症します。

 

四肢に出血斑が出た後、急速に臀部や腹部、ときには頭部にまで水疱を伴って広がっていきます。紫斑の出た部分は暗紫色から黒色に変色して、皮膚が壊死していきます。症状が治まっても再燃することがあるので長期的な治療が必要となります。

 

微生物の先行感染による敗血症

多くは風疹、ジフテリア、肺炎、猩紅熱、髄膜炎にかかった後に発症します。微生物が血液中で増殖すると、高熱、寒気、震え、発汗などが起こり、重症の場合は血圧降下、無尿、ショックを起こして死亡します。増殖した微生物がいろいろな臓器に定着すると、その臓器に障害症状も現われます。

 

電撃性紫斑病では、四肢に紫斑が現われて急激に広がり、紫斑の出た部位は壊死します。敗血症によって紫斑が現われるのは播種性血管内凝固症候群(DIC)によるもので重篤です。血小板数の減少、フィブリノーゲンの低下が見られ、意識障害やけいれんを伴います。24~48時間以内の死亡率が極めて高い疾患です。

 

播種性血管内凝固症候群(DIC)

重症感染症、ショック状態、悪性腫瘍などの疾患がある患者さんでは、本来ならば血管内で凝固しないはずの血液が何らかの原因で血栓ができてしまい、小さな血管に詰まってしまう状態です。結果として出血傾向を示し、紫斑も現れる症状の1つです。

 

先天性プロテインC欠損症

プロテインCとは血液の凝固を調節するタンパク質で、欠損すると血栓ができやすい状態を助けます。電撃性紫斑病は生後5日までに発症しますが、多くの症例で生後2〜5時間で発症していることが分かっています。

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