血栓性血小板減少性紫斑病の症状

血栓性血小板減少性紫斑病の症状

血栓性血小板減少性紫斑病の症状について

血栓性血小板減少性紫斑病(thrombotic thrombocytopenic purpula:TTP)は、血を止めるのに必要な細胞である血小板が互いにくっつきあって小さな塊を形成します。結合により血小板の数が減少します。

 

また、末梢の細血管血小板の塊によって閉ざされてしまう病気です。重篤な疾患で、出血傾向で紫斑ができる血小板減少症、赤血球が壊れてしまう溶血性貧血、腎臓の血管が血栓で閉ざされることによる腎機能障害、発熱、動揺性精神神経症状が見られます。

 

また、体のだるさ、吐き気、筋肉痛などが先行し、発熱(38度前後でときに40度を超える)、貧血、出血(紫斑)、精神神経症状(頭痛、突然自分のいる場所や名前が分からなくなるという意識障害、錯乱、麻痺、失語、知覚障害、視力障害、痙攣)、腎障害(尿が急激に減るまたは出なくなる、血尿、蛋白尿、まれに腎不全)が起こります。

 

まずは血液検査を行うことが重要です

早期にはこれらの症状が揃うことはなく、1つでも症状が現われたらTTPの疑い出てきます。精神神経症状については悪化と改善を繰り返し、動揺するのが特徴です。軽度の頭痛、錯乱(暴れたりわめいたりすること)など多彩な症状が短時間のうちに現れます。ただし、神経症状は必ず現る症状ではないので、強くとらわれる必要はありません。

 

経過観察について

また、治療薬を飲み始めてから少なくとも2か月間は2週間ごとに症状の経過を慎重に観察します。症状に注意して血液検査や肝、腎機能検査など必要な臨床検査を繰り返します。

 

特に1か月の間は自覚症状にも注意する必要があります。発熱やだるさ、食欲不振などのいわゆる不定愁訴に加えて。皮膚や粘膜の紫斑、精神神経症状、尿量減少、黄疸などの症状が出た場合には速やかに主治医に連絡して下さい。

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