紫斑病の種類

紫斑病の種類

紫斑病の種類について

特発性血小板減少性紫斑病(Idiopathic thrombocytopenic purpura, ITP)

血小板は出血を止めるための細胞であるため、その減少は次に示す出血症状となり現われます。

  • 点状や斑状出血
  • 口腔粘膜出血
  • 鼻血
  • 血便
  • 血尿
  • 月経過多
  • 脳出血

ITP(特発性血小板減少性紫斑病のことです)の患者さんの総数は約2万人であり、毎年約3000人が新規に罹患すると考えられています。

 

小児のITP(特発性血小板減少性紫斑病のことです)は約8割が急性型で、ウイルス感染や予防接種を先行事象として有しています。
急性型は、発病から半年以内に血小板数が正常に回復します。

 

成人のITP(特発性血小板減少性紫斑病のことです)は多くが慢性型で、原因は特定できないことがほとんどです。

 

慢性型は、半年以上血小板減少が持続します。

 

20〜40歳の女性と60〜80歳において発症のリスクが高いです。

 

また、高齢者においてその発症に性差はありません。

 

ITP(特発性血小板減少性紫斑病のことです)は遺伝子異常によるものではなく、遺伝家系の報告はありません。

 

血小板数が10/ul未満に減少した場合に疑われます。

 

血栓性血小板減少性紫斑病(Thrombotic thrombocytopenic purpura, TTP)

末梢の細血管が血小板血栓によって閉塞される疾患です。

 

以下に示す5徴候が見られる全身性の疾患です。

  • 血小板減少(紫斑)
  • 溶血性貧血
  • 腎機能障害
  • 発熱
  • 動揺性精神神経症状

人口100万当たり毎年4人を遥かに超える発症率と推測されています。

 

先天性のものは遺伝子の異常によるものです。

 

生後間もなく重症黄疸と血小板減少で発症するものをUpshaw Schulman Syndrome (USS) といいます。

 

後天性のものはTTP(血栓性血小板減少性紫斑病のことです)の9割以上を占めます。

 

発症年齢も乳幼児から老人まで幅広く、発症率に性差はありません。

 

ただし、20〜40歳においては例外で1:2の比率で女性に多いと言われています。

 

発症に関わる基礎疾患がある場合は二次性または続発性とされます。

 

特定の薬剤による発症も報告されており、定期的な検査の実施を通じて発症予防を喚起しています。

 

アレルギー性紫斑病

アレルギー性紫斑病に分類されるものは数多く知られています。

 

診断名は血管性紫斑病、IgA血管炎、腹痛血管性紫斑病、シェーンライン・ヘノッホ紫斑病(Henoch-Schoenlein Purpura; HSPと表現することもあります)、アナフィラクトイド紫斑病などです。

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